奈良2013/明日香

古代日本の中心地、明日香を訪ねました。
大化の改新、聖徳太子、中大兄皇子、中臣鎌足、蘇我氏の時代です。
なぜか魅かれる時代でしたので、行きたかったのですよ明日香村!
まずは近鉄橿原神宮前駅下車、橿原神宮を参拝します。
参拝日は月次祭、何ともおごそかな祭事を見学することができました。

そして、いよいよ明日香村へ。
観光は便利なレンタル自転車を利用します。
サイクリングコースが主な観光スポット沿いにあります。
まずは、飛鳥寺!
蘇我馬子が建てたわが国最初の本格的寺院です。
こちらには現存する日本最古の仏像、
国宝の釈迦如来像(通称:飛鳥大仏)がいらっしゃいます。
嬉しいことに写真撮影OKなありがたい仏さんです。
火災によって大きく破損しましたが、
頭部と右手指の一部のみが創建当時のままだそうです。
 推古天皇17年(609)に鞍作鳥(止利仏師)によって造られたとのこと。
止利仏師は法隆寺の「釈迦三尊像」を作った仏師。
左右でお顔の印象が違います。日本の仏教はココからなのかあ、と。
蘇我入鹿の首塚も近くにあります。
聖徳太子誕生の地とされる、橘寺も訪問。


明日香村には謎の石像物が点在しています。
写真は酒船石。亀石、猿石、ニ面石などなど。
いつ誰が何のために作られたのか、未だはっきりしないものもあるそうで、
興味深いところです。

日本最大級の横穴式石室を持つ、飛鳥を代表する古墳石舞台古墳です。
まわりの丘陵地は憩いの場になっています。
国宝の彩色壁画の高松塚古墳やキトラ古墳など多くの古墳もあります。

自転車で風を切りながらの散策はなかなかで、
最後は明日香村の中心、甘樫丘にて飛鳥を360度見渡しながら締くくりました。