復興応援ツアー気仙沼へ

最後に気仙沼へ向かいました。
気仙沼魚市場にて現地のガイドさんにご案内いただきました。
市場の説明うけ、気仙沼は地盤沈下がやはり凄いようです。
屋上に上がり震災についてお話を伺いました。
ガイドさんも当日近くで市場のガイドの研修をされていて、
震災から4日間この屋上で過ごしたそうです。
気仙沼は大島のお蔭で津波の被害は
南三陸のようにはなりませんでしたが、火災は深刻だったそうです。
大島まで見渡せる平穏なこの屋上も当時は戦争の様だったそうです。





気仙沼の最後に鹿折地区に流れ着いた
第18共徳丸を見ること出来ました。
全長約60メートル、総トン数330トンの大型巻き網漁船は
当時のままの姿を異様な風貌で遺しています。
震災の象徴として保存する案もあったそうですが、
この船を見て辛い思いをされる方もいらっしゃる。
いろいろな意見を考慮して解体がきまったそうです。


バスのガイドさんも気仙沼のガイドさんもおっしゃっていました。
戦争のようだったと。
すべての訪問地を後にする時
商店街の方やガイドさんたちが手を振って見送って下さいました。
「ありがとうございました。」
今まではどうしてもメディアを通しての震災でしたが、
今回の訪問で改めて
震災を自分たちのこととして感じることが出来たように思います。